跡を残さないためにできものは適切な対応を

できものは色や形、大きさ、発生した部位によっては注意が必要で、すぐに対処を行わないと行けないものがあります。普段よく見るニキビなどと違っている場合には、早めに皮膚科などで診てもらったほうが良いです。生活習慣やホルモンのバランスなどが乱れたり、栄養の不足や偏りが発生すると多くなるニキビは、肌荒れや毛穴のつまりなどで炎症が発生して起きる場合もあります。市販薬なども多く販売が行われていますが、何度も同じ部位にできたり、ニキビ跡を残したくないときには治療を受けたほうが良いです。

毛穴のつまりで出来るできものには、毛孔性苔癬というものもあります。古い角質が残っていることが影響していて、二の腕や背中などに細かなブツブツができている状態です。ピーリング等によって改善を目指せる場合があります。粉瘤というできものは、皮膚の下に袋状の空間ができて、そこに皮脂などが蓄積して盛り上がった状態になります。

絞り出せる場合もありますが、跡が残ったりすぐにまた皮脂などが溜まってしまうので、取り除く手術を受けたほうが良いです。形がいびつで、色も悪く、段々と大きくなっている場合には悪性腫瘍の可能性があります。下手に刺激すると余計に大きくなる場合もあります。見た目がホクロのようでも心配なときには、皮膚科などの専門医でできものを拡大して診ただけで悪性かどうかを判断できる場合があります。

一度皮膚がんになったことがある人は、同じ場所やその付近にまたできる場合があるので注意が必要です。

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